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ゼミナール上田駅前校からのお知らせ

2013年9月16日

【校舎長のつぶやき①】何のために勉強するの?

信学会ゼミナール上田駅前校校舎長・阿久津が不定期につぶやきます。

 

こんにちは。
信学会ゼミナール上田駅前校・校舎長の阿久津朋大と申します。
今年度より信学会ホームページがリニューアルし、7月末より弊校からもご覧のページで出来事やお知らせを随時発信しております。

いつもほかの先生にばかり記事を書かせていて、私がサボっているわけにはいくまい…と多少の後ろめたさもあって、【校舎長のつぶやき】なる”ブログ風雑感コーナー”を始めてみようと思い立ちました。

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さて、私たちの仕事は「勉強を教える」ことですが、そもそもみなさんは何のために勉強するのでしょうか?
学校の勉強って、いつか何かの役に立つのでしょうか?

実はこれって、私が中学生だった30年前にも、私たち生徒が盛んに口にした問いでした。
何のために勉強するの?
何のために高校に行くの?
何のために大学に行くの? …と。

それほど普遍的な問いなのです。

当時の私の中学の先生方は、うっすらと困惑の表情を浮かべながら「自分のためだ」としか言ってくれませんでした。または「何のために勉強するかを見つけるために勉強しなさい」などと禅問答(?)のように説くばかりで、その極意をはっきりと教えてくれる先生はいませんでした。

あれから30年が経ち、今度は私が塾予備校で生徒に教える番になり…
あの頃の先生方の、「困惑」の意味が、多少なりとも分かるようになりました。そして「自分のため」という答えもまた正しいことを思い知らされました。

ただ一点、私が今日までに得た「確信」を一つあげるとすれば、
勉強せずとも大人にはなれる。でも勉強し続けなければ生きてはいけない

ということです。

人より優れた仕事をしよう、人より抜きんでた力を発揮しようと思ったら、その分野その仕事を誰よりも深く知らなければなりません。学校で得た知識だけで60歳定年になるまで通用するような職業はこの世に一つもありません。いつ何歳になっても自分の知識を新しくし続けなければなりません。

みなさんが小中学生のとき一生懸命勉強したことが「本当に」役に立つのは、そういう場面だと思います。そのときまでにどれだけの知識を自分の血や肉にしておくか。新しい事を習得する必要ができたとき、いかに自分から進んで習得できるか。
生きるとは「勉強」の連続です。

…とはいっても「そんな先のこと知るか-!」という声も聞こえてきそうですが。さしあたって目の前の高校受験、定期テストに「全力で」取り組んでほしいものです。それは誰のためでもなく、やっぱり結局「自分のため」だからです。
(終わり)

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